クレジットカードのショッピング枠現金化とは?
クレジットカードにはキャッシング枠とショッピング枠があります。
例えば、ショッピング枠の限度額が50万円のクレジットカードを新規に作った場合は、
キャッシング枠は15万円程度になります。
クレジットカードを作って間もないときのように、
クレジットカード会社の信用が低い場合にはこのように、
ショッピング枠とキャッシング枠の限度額には大きな差が生まれます。
クレジットカードショッピング枠現金化とは、商品を購入したと見せかけ、
ショッピング枠の限度近くまで売上伝票を上げ、
その金額の70%〜90%を利用者に現金でキャッシュバックするというものです。
なんとも胡散臭い商売ですが、新聞、雑誌、看板、インターネット上では、
合法的な商売であると喧伝し、顧客を募っています。
では、
悪質なクレジットカードショッピング枠の現金化業者(以下、「悪質現金化業者」と記載)
が主張するように、本当に合法なのでしょうか?
合法な取引だと信用し、現金化業者を利用したカード会員に、
不利益が及ぶことが無いのでしょうか?
私は、この商売を、詐欺罪に該当するのではないかと考え、
徹底追及してみようというのが本ブログの意図するところです。
こうした商売は、クレジットカードを用いた代金決済という仕組みの盲点を突いたものです。
クレジットカードは簡単につくることができる上に、
日本人の人口をはるかに超える枚数が発行されていますので、
犯罪者にとっては格好のねらい目だと言えます。
それだけにクレジットカード会員の皆様が、
こうした犯罪に巻きこまれる危険も高まっていると考えております。
このブログでの内容がクレジットカード会員の皆様の目に留まり、
くれぐれもクレジットカード会員の皆様がクレジットカードのショッピング枠現金化という
悪質な詐欺の片棒を担ぐことの無い様、
また公的調査機関の方々が対策に乗り出していただけることを期待しております。