クレジットカード現金化詐欺を見抜くポイント、口コミ体験談

今日の口コミ体験談は、クレジットカード現金化の詐欺についてです。

クレジットカード現金化の詐欺で圧倒的に多いのは、
現金をまったく振込まない詐欺ではなく、振込み額をごまかす詐欺です。

ほとんどのクレジットカード現金化業者は、
クレジットカード現金化のホームページで、意図的に還元率を高めに表示しています。

例としてよくあるのは、「還元率98%以上!(最大)」
というように、”最大”という文言を目立たないように仕込んであるパターンです。

実際は、利用金額が10万円以下の場合は、70%以下になるとか、
別途、振込み手数料や、商品送料を取るのが通例のようです。


しかし、この手数料ってそもそも何なのでしょう?
本来、例えば還元率80%だったとしたら、残りの20%がクレジットカード現金化業者の手数料ということになるはずです。

別途様々な手数料がかかるのであれば、初めからそれらを加味して還元率を提示するか、
別途手数料が掛かかる旨を明記して、どのような手数料がいくら掛かるのかを表示すべきです。
もし手数料などが一切掛からないのであれば、「別途手数料など一切掛かりません」と書いた方が、
その業者にとってもメリットとなるはずです。

この怪しい手数料ですが、クレジットカード現金化の詐欺業者の言い分は以下のようになるようです。

●審査費用
利用に関しての審査にかかる費用です。
クレジットカードを使うのに、何で?普通に考えて。

●送金手数料
現金を振込む際、銀行に支払う振込み手数料のことです。
この手数料を大雑把に700円〜1000円を別途で請求されます。
「同じ銀行にするので実費でいいか」と尋ねてみましたが、聞き入れてもらえません。

●商品送料
これは業者のシステムによって異なるのですが、クレジットカード現金化を利用すると商品が届きます。
商品といっても安物のライター、ボールペンなどで、率直に言って価値の非常に低いものです。
でも、これを受け取らないとキャンセル(有料)にされてしまいます。
要らないのにも関わらず、送料はキッチリ取られます。これも実費ではなく1000円〜2000円請求されます。

●クレジット手数料
クレジットカードで買い物をした際に発生する手数料です。
通常、デパート、レストラン、ガソリンスタンドなどでクレジットカードを使うと、お店側がこの手数料をカード会社に支払います。
しかし、クレジットカード現金化詐欺業者の場合、この手数料を利用者に請求してきます。
これはカードの種類によって異なり、実費で5%〜15%かかるとのことですが、普通クレジット手数料はどんなに高くても5%前後のはず。もっともこれを請求してくる時点でおかしな話なのですが。

●消費税
利用額に対する消費税です。別途で5%かかります。
仮に85%還元で20万円の利用の場合だと、
振込み金額は20万円の85%の17万円だったとしても、
消費税がかかるので、カードの請求額は20万円ではなく21万円になる・・・。
つまり、実質は80%の還元率になります。



クレジットカード現金化詐欺を見抜くチェックポイントその2。

申込み前に電話で「いくら振込まれるか」を必ず確認

還元率に出ている正規手数料以外に必要な手数料を聞きましょう。
「当社では別途必要な手数料はない」との答えは要注意です。
決済業者への手数料など、「当社」以外の会社に費用が必要な可能性があります。これも必ず確認してください。
また、「ホームページに書いてあるので見ろ」などという会社は絶対にNGです。
やましいので、自分で答えたくないのです。

ただし、よほどのことがない限り、電話で申込みを行うのは避けましょう。
なぜなら、通話だけでは取引の記録が残りませんが、インターネットでの申込みなら申込内容、取引内容の詳細メールが残るので、仮に取引に手違いがあった場合にも安心です。