悪質業者に騙されないように

いわゆる闇金と言われる高利貸しの業者は、近年取り締まり等により減りましたが、その中には以下のように、摘発を逃れる為に様々な形に変化していった業者があります。



◇ リース型金融

闇金が取締りから逃れる為に、リースという形を装った業態です。

お客の自宅にある家電製品をリサイクル業者が買取り現金を渡します(融資)。

リサイクル業者からその家電製品をリース業者が買取り、それを1日単位の計算でお客にリースします(利息の回収)。

テレビ、冷蔵庫、エアコンといった、無くなってしまうと生活に困ったり、家族にバレてしまうような家電製品を使う事で、お客も支払いに必死になり回収の手間が省けるといった手口です。

摘発されないように、リサイクル業者とリース業者を分けて設定していますが、実態は同じ業者が二役やっているだけなので、当然違法です(実際に摘発されています)。



◇ チケット金融

高速券等の金券を代金後払いで販売し、お客にその金券を換金させるという形をとります(融資)。

但し、買取り先が指定されている為、換金率が低く、購入額との差額が利息という事になります。

そして、金券を購入した代金の支払いが返済という事になります。

但し、実態は高利貸しの為、当然違法です(実際に摘発されています)。



◇ 商品売買型金融

商品の売買を装った融資です。

クレジットカード現金化業者の一部もこのような仕組みをとっています。

但し、おもちゃのようなアクセサリー等のようなどうでもいい商品を高額で買わされる形となり、その実態は高利貸しである事は明らかな為、当然違法です(実際に摘発されています)。